Q&A
荒砥高校 Q&
総合学科」や「キャンパス制」について、みなさんの質問や疑問にお答えします。


Q1 総合学科ってなんですか?

A1 総合学科は、普通教育を主とする学科である「普通科」、(工業や農業など)専門教育を主とする学科である「専門学科」に並ぶものとして、平成6年度から制度化された、比較的新しい学科です。県内で総合学科を設置している高校は8校で、置賜地区では高畠高校が総合学科です。

総合学科で行われる教育の特色としては、①普通科目だけでなく、様々な専門科目からなる幅広い選択科目の中から、自分の進路目標に合わせて、生徒が自分で科目を選択し学ぶことが可能であり、生徒の個性を活かした主体的な学習ができること、②将来の職業選択を視野に入れた自己の進路への自覚を深めさせる学習ができること、などが挙げられます。

Q2 荒砥高校の総合学科は、どのような特徴があるのですか?

A2 荒砥高校では、3つの系列を設置しています。系列というのは、おおまかなコースというイメージで、各自の進路希望を達成できるように、関連する教科・科目がまとめられています。従って、系列ごとに選択できる科目が違います。平成28年度入学生からは、系列名称が以下の通りに変更になりました。

【文理総合系列】

 ◇文系・理系の枠組みにとらわれず、自分の進路目標や興味・関心に応じて科目を選択し、幅広い学力を身につける。

 ◆4年制大学や短期大学、看護・医療系への進学、公務員を目指す。

【福祉・生活系列】

  身近な視点から広く福祉と生活について基礎的な知識や技術を学び、地域に貢献する姿勢を身につける。

  福祉施設への就職や福祉系専門学校への進学を目指す。

【ビジネス・教養系列】

  ビジネスにおいて必要とされる実務的な知識・技術を学び、基礎的・基本的学力を高め、地域社会に寄与する力を身につける。

  地元企業への就職や、専門学校への進学を目指す。


Q3
 なぜ、系列名称を変更したのですか?

A3 荒砥高校の総合学科は、平成27年度で完成年度を迎えました。総合学科としては、まだ歴史が浅く、荒砥高校の総合学科をより魅力ある学科にするために、系列名称だけでなく、教育課程(学べる科目など)全体を見直しました。これにより、系列ごとの目的をより明確にし、その実現を図るために科目の設定や配置を改善しました。新しい教育課程は、平成28年度入学生から適用されています。

 系列名称を変更したのは、その一環で、学べる内容や進路をよりイメージしやすい名称にしました。


Q4
 荒砥高校では、どのような科目を学べるのですか?

A4 文理総合系列では、いわゆる普通科目、とりわけ5教科を中心とした科目が選択できます。福祉・生活系列では、福祉や家庭系の科目を多く選択できます。ビジネス・教養系列では、商業や情報などの科目を多く選択できます。

 それ以外でも、系列の枠組みを超えて選択できる科目も多数用意されています。グリーンライフという農業科目もありますし、スポーツⅠ・Ⅱ・Ⅵなどという体育の専門科目も用意されてあります。また、就職試験に備えるために、基礎を学び直しできる学校設定科目や、上級学校への入試に備えるために、応用的な内容を学べる学校設定科目も用意されてあり、個人のニーズに応えられるようにしています。


Q5
 系列ごとに3つのクラスに分かれるのですか?

A5 クラスは2クラスですので、基本的にはクラスごとに行動しますが、選択授業の時はそれぞれの教室に分かれて授業を受けることになります。

 例えば2年1組の生徒は、1校時は共通科目なので全員が2年1組の教室で授業を受け、2校時は選択科目なので、全員が5~6教室に分かれて授業を受け、3校時はまた共通科目なので全員が同じ教室に戻り、4校時はHRの時間でみんなで活動する、などということになります。


Q6
 系列で進路が決まってしまうのですか?

A6 1年次は全員同じ教科の勉強を行い、特に、「産業社会と人間」という科目を通して自己理解や職業理解を深め、2年次からの適切な系列や科目選択を考えていくことになります。全ての進路が3つの系列に収まるわけではありませんが、一人ひとりの進路実現に向け、科目選択の方法を含めて1年次から丁寧な指導を行っていきます。一人ひとりを大切にする小規模校ならではの特性が、これまで以上に発揮されます。


Q7
 キャンパス制って何ですか?

A7 近隣の1学級から3学級の小規模校同士が連携・交流することにより、お互いに、より良い教育環境を確保するための制度です。


Q8
 分校とは違うのですか?

A8 分校ではありません。それぞれ独立した高校で、校長もそれぞれ両校にいます。当然これまで通り、入学試験や学校行事および時間割などもそれぞれの学校で独自に決定することになります。

 例えば、白鷹町と山形市が姉妹都市になっても、役場がひとつになったりしないことと一緒です。「ゆるやかな連携・協力校」と考えていただいて結構です。


Q9
 では、なぜキャンパス制を取り入れているのですか?

A9 荒砥高校のような小規模校では、先ほど述べたように、生徒に対して細やかな指導を行えるという長所もありますが、部活動における部員不足などの問題も抱えています。学校をより活性化して、生徒がより良い学校生活を送ることができるようにするためです。何か無理に行うということではなく、両校がそれぞれの独自性や魅力をさらに深めるために、キャンパス制という制度を利用していくということを考えています。